病院から地域へ―よりよい在宅生活を送るための精神科訪問看護という選択
現在、精神科に入院している方は2022年の6月30日時点で約25万9000人です。
多くの方は、サポートがあれば地域で生活することができますが、まだまだ十分とは言えません。
私たちは精神科病院での勤務経験と精神科訪問看護の専門技術をもって、症状が重くても地域での生活を継続し支えることを目指します。
地域と連携して生活をサポート
訪問看護の職場では、各利用者に個別に対応し、一人ひとりに合わせた支援を実施することが大きな強みです。
このアプローチにより、各利用者の特定のニーズに応じた支援を提供できます。
中には感情や考えを言葉にするのが難しい方もいらっしゃいます。
訪問看護師は利用者様の細かな変化に気づく事も大切です。
ニーズや本人の希望を知る機会ともなり、新たなプランを展開できる事もあります。
利用者様の行動や反応を理解し、適切なコミュニケーションを通じて対応することで、病院とは異なる在宅環境で新たな一面を引き出すことができます。
地域での支援体系、家族や友人・地域住民のサポートも重要で、これらが退院後の患者様の安定した生活に寄与します。